フルートを始める

フルートの教則本は必要ない

フルートといえば、「アルテフルート教則本」というのが定番中の定番です。これは19世紀フランスの演奏家アンリー・アルテスという人が作ったフルート初心者向けのテキストでして、ピアノでいうところの「バイエル教則本」に相当するものです。今や世界中で愛用されており、当初のものよりずっと見やすく扱いやすくなっています。

 

 

 

しかし、ここで私はあえて言いたい。アルテを使わない方がいい!

 

 

どういうことか。理由は簡単です。フルートの疑問がたくさん湧いてくるから。フルートが楽しくなくなるから。フルートを続けるのが苦しくなるから。つまりは、フルートを挫折するからなんです。そういうわけで私はフルートを始めるにあたって、とりあえず教本はいらないと考えます。このサイトだけでじゅんぶんですし、ここにあるコンテンツ以外のことをする時間は当面ないと思います。

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