いい日旅立ち フルート演奏を解説
「いい日旅立ち」は山口百恵さんの代表曲。作曲した谷村新司さんを始め、多くのアーティストも歌っている名曲ですが、百恵さんのオリジナルキー「Bm♭」で歌っている人は他に見当たりません。五線譜にフラットが5つもつくので特にフルートで演奏するのはやっかいなものです。
この曲を選んだ理由は、イントロと間奏がとても印象的で美しいメロディーだからでした。ですので、フルートでイントロも間奏もやってみました。しかしながら、イントロ(オリジナルではトランペット)をフルートで吹くのは困難を極めました。何度も何度も練習し、録音の際も何回も撮りなおしたほどです。
中でも難しいのがイントロ部2小節目、後半の8分音符が5つ連続するパートです。
高音シ フラット
高音ラ フラット
高音ソ フラット
高音ファ
高音ミ フラット
このように、ファの音を除く4つがフラット(ピアノの黒鍵)でして、押さえ方と音出しが難しいものばかりです。これを8分音符で連続させていくのです。
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- この曲が難しい理由はテンポが70というバラードだから。そして、ほとんど第2オクターブ(中音域)だけで進行していくからです。